10代から50代の男女(15~59歳)、1,000人に対して「異性間の恋愛感情におけるドキドキに関する調査」を実施しました。ドキドキしたいのにできていない“ドキドキ欲求不満”も約6割/ドキドキの男女差も明らかに!
「最近3ヵ月で恋愛においてドキドキを感じましたか」という質問に対して、「感じた」と回答したのは23.5%にとどまり、69.9%は「感じていない」と回答、現代人の深刻なドキドキ不足が明らかになりました【図1】。また、「異性に対して恋愛感情でドキドキを感じたいですか」という質問には62.6%が「感じたい」と答えており【図2】、そのうち59.4%の人は直近3ヵ月でドキドキを感じておらず、多くの人が“ドキドキ欲求不満”状態であると言えます【図3】。
また、男女の“ドキドキ志向”について各年代別にみると、女性は若年層ほど「ドキドキを感じたい」という志向が強いのに対し、男性は30代前半が74.4%と最も多く「ドキドキを感じたい」と回答し、10代後半(71.0%)~50代後半(60.0%)まであまり年代による変化がなく、年代を問わずドキドキを求めていることがわかります【図4】。
複数の行動について「好意をよせる相手に対してドキドキを感じる度合」を聞いたところ、「すごくドキドキする」行動として過半数の53.4%の回答を集めた「体に触れられる」がトップ、「ふたりで出かける」(46.8%)「手をつなぐ」(46.0%)と続きました【図5】。全ての項目で女性の方が各行動についてドキドキしていて、特に「待ち合わせをする」ことに「すごくドキドキする」と回答した人は、女性40.0%に対し、男性は28.6%にとどまり最も男女差が表れた行動でした【図6】。これにより、「待ち合わせ」の瞬間を男性が意識することで、女性のドキドキをピークに持っていくことができる可能性を秘めていることを示唆しています。
「最も恋愛感情でドキドキする時期(月)」について聞いたところ、12月(24.8%)と4月(23.9%)が圧倒的に多い回答を集めました【図7】。女性は12月が最高値の29.8%と、クリスマスなどの年末のイベントに向けてドキドキ感が高まっていることが窺えます。一方で、男性は4月が23.0%で最も高く出会いの時期にドキドキを求めており、また女性に比べて夏の時期の数値が高い(7月 9.4% / 8月 10.4%)傾向が見て取れます。
屋内外とその明るさの組み合わせで「最もドキドキすると思う空間」について聞いたところ、「屋内×薄暗い」の組み合わせがほぼ半数の44.2%の回答を集めました【図8】。一方で「屋内×暗い」の組み合わせが最も支持が低いなど、暗すぎるシチュエーションはあまりドキドキしないことがわかります。
本調査結果で、最近3ヵ月で恋愛においてドキドキを感じた人は回答者全体の23.5%にとどまり、現代人は深刻なドキドキ不足に陥っていることがわかりました。また、ドキドキを感じたいと思っている人が62.6%いるにも関わらず、そのうち59.4%はドキドキできていないという“ドキドキ欲求不満”状態であることが浮き彫りになりました。男女を比べると、女性は若年層ほど「ドキドキを感じたい」という志向が強いのに対し、男性は30代前半が74.4%と最も多く「ドキドキを感じたい」と回答し、10代後半(71.0%)~50代後半(60.0%)まで年代による変化があまり見られないなど、男女のドキドキに対する意識差も明らかになりました。
この調査に合わせて、東京ジョイポリスでは3月9日(土)・10日(日)に50組100名の男女カップルに施設出口での来場者アンケートを実施し、100人中93人がジョイポリスで遊んだことでドキドキを感じ、そのうち80.7%(75人)が2人の距離が縮まったと回答しています。
調査対象 | 首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)の15~59歳の男女 |
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有効回答数 | 1,000名(各年代・性別につき100名ずつ) |
調査方法 | インターネット調査 |
調査主体 | 株式会社クロスマーケティング |
調査期間 | 2013年3月8日(金) ~ 3月9日(土) |